富岡駅〜代行バス〜浪江駅〜天童美術館。丈六公園方面へ向かう。
丈六公園。あまりにも静かなため、駅前のイベントの音がここまで聞こえる。
今は綺麗に整備されたという。どの程度まで線量が下がっているか、またいつか訪れてみたい。
丈六山仲禅寺。持蓮華舎利塔や十一面観音菩薩などもある。
飛び地のような帰還困難区域、酒井地区を横断する。この地域は除染を拒否、避難指示解除を拒んだ。解除されれば、住まない土地に固定資産税が課されるからだ。これはこの地域の人たちの苦渋の決断である。
谷津田地区から小野田へ抜ける。
小野田を抜け、高台の上ノ原地区へ。畜産場や工場廃墟を抜け、身障者施設、浪江ひまわり荘へ。
高台の上ノ原を北上し、加倉地区へ。請戸川沿いのフレコンバッグ仮置場を臨む。そこから、浪江駅方面へ。
浪江中学校入口付近のホットスポットを確認し、浪江駅へ。
浪江駅に戻ってきて、目の前の西病院が解体されていることに気付く。残念。解体される姿を確認がてら、浪江駅前を少し歩く。浪江小学校の校庭は草が刈られ、イベントの駐車場の準備がされていた。学び舎が駐車場にされる情けなさ。ドローンの実証実験なども行われたようだが、その結果はどうなったのだろうか。
今の浪江駅前は本当にスカスカになったままだ。これは貴重な記録となるだろう。
浪江駅から帰路につく。代行バス車内では空間線量が表示されていたが、自分の手持ちのものとは全く違った。